おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-145ページ「第2-2-61図 経営理念・ビジョンの具体的な内容(自由回答)」を見ましたが、今日はⅡ-146ページ「第2-2-62図 ステークホルダーに関する経営理念・ビジョンを掲げる企業」を見ていきます。
下図から、ステークホルダーに関する経営理念・ビジョンを掲げる企業について見ると、8割以上の企業は、複数の利害関係者を意識した経営理念・ビジョンとなっている。
この結果について白書は、近江商人の「三方よしの精神」に代表されるように、特定の利害関係者ではなく、企業を取り巻く複数のステークホルダーとの共生を追求した経営理念・ビジョンを掲げる企業が少なくないことが見て取れる、とあります。
今、司馬遼太郎さんの「関ヶ原」を読んでいます。主人公は、石田三成。三成は言うまでもなく近江の人ですが、この本を読むかぎり、「三方よしの精神」があるのは、石田三成ではなく徳川家康の方です。
いずれにしても、地域にこういうプラスのイメージがあると、商売が進めやすいかもしれませんね!!
#中小企業診断士 #2022年版中小企業白書 #地域活性化伝道師
応援クリックお願いします!