おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-123ページ「第2-2-45図 実施している福利厚生施策」を見ましたが、今日はⅡ-124ページ「第2-2-46図 従業員の仕事に対する意欲別に見た、福利厚生施策を実施する背景」を見ていきます。
下図から、従業員の仕事に対する意欲別に、福利厚生施策を実施する背景について見ると、従業員の仕事に対する意欲に関わらず、「従業員のモチベーション向上」の割合が8割程度と最も高いことが分かります。
また、「従業員の心身の健康維持」については、従業員の仕事に対する意欲による差異が大きく、従業員が意欲的である企業では6割超となっている。
この結果について白書は、近年、ワーク・ライフ・バランスの概念が浸透してきており、こうした観点に配慮して福利厚生施策を検討することで、従業員の仕事に対する意欲が高まる可能性が示唆される、とあります。
ワーク・ライフ・バランスを求める。こういう結果を見ると、我々、昭和世代の仕事に対する価値観との違いを強く感じてしまいます。
24時間働くことがかっこよいとされた時代の経営者が、公私を充実させるかを考えないといけない。
今の経営者は、本当に難しい時代を生きていると感じてしまいますね!!
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