おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-118ページ「第2-2-40図 従業員規模別に見た、人事評価制度を設けていない理由」を見ましたが、今日はⅡ-119ページ「第2-2-41図 従業員規模別に見た、導入している賃金制度・給与体系」を見ていきます。
下図から、従業員規模別に、導入している賃金制度・給与体系について見ると、いずれの規模においても、職能給を中心に年齢給や職務給を組み合わせながら、賃金制度を整備している様子が見て取れます。
この結果について白書は、一方で、規模が小さい企業を中心に「明確な賃金制度・給与体系は定めていない」とする企業が一定程度存在することが分かる。
明確な賃金制度・給与体系を構築することは、従業員のモチベーションや公平感を高めると考えられ、明確な給与体系や賃金制度を定めていない企業においては、一度検討してみることも有益であろう、とあります。
規模が小さくなるほど、職務給や職能給を導入していないという調査結果です。この理由は、一定の数がいないと、従業員の顔が見えすぎて、難しくなるからでしょう。ですが、明確な給与体系や賃金制度を定めることが、従業員のモチベーションや公平感を高めるとあります。検討してみましょう!!
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