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おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-75ページ「第2-2-10図 顧客志向の商品・サービス・事業開発の実践状況別に見た、ブランドの取引価格への寄与」を見ましたが、今日はⅡ-80ページ「コラム2-2-1 標準化が支える中堅・中小企業等の市場展開」を見ていきます。
白書は、「標準化」とは、事業者やその利害関係者など、一定のメンバーの合意を得て規格(技術仕様書)を制定し、当該規格を普及させる行為のことを指す。
標準は、「デジュール標準」、「フォーラム標準」、「デファクト標準」の3種類に分類され、そのいずれについても、消費者の利便性を支え、また新市場を創出する効果を持つ。
近年、標準化の対象分野は、製品(モノ)の仕様にとどまらず、「サービス・マネジメント」、「社会システム」、「SDGs・環境」など、様々な分野へ大きく拡大し、企業のビジネス活動における標準化戦略の重要性がますます高まっている、とあります。
さらに、白書は、中堅・中小企業等の中には、大企業に比して、事業規模、人的リソース量、資金力などが低いことから、以下のような課題を抱えている企業がある。したがって、優れた製品やサービスを開発しても、その販路開拓や売上拡大を進めることができない場合がある。
①製品の良さをうまく伝えることができていない。
新しい製品の場合、従来品と単純に比較することができず、製品の良さを客観的に伝えることが難しい。
②企業・製品への信頼度が不足している。
業界や用途によっては、安全性や品質が厳しくチェックされるため、信頼性を客観的に伝える必要がある。
③新たな製品であるため、市場が未整備である
新しい市場では、様々な品質の製品がそろうため、市場全体への信頼性が低い
ルール作りは欧米人の得意分野で、謙虚な日本人はそのルールに文句言わず従ってしまう。
特に、自動車分野では、日本人が主体的に標準化できるようになるにはどうしたらよいのか、読み進んでいきましょう!!
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