第10回事業再構築補助金の申請を受け付けています!
検討されている方、ご興味のある方、ちょっとだけ話を聞いてみたいという方、お待ちしております!!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2022年版「ものづくり白書」 「第2章 生産」「第2節 サプライチェーンの強靭化に向けた取組」 135ページ「図 722-5 DX を進める企業等におけるビジネスパーソンの人材像 ( 仮説 )」を見ましたが、今日は138ページ「図 723-1 MES を取り巻く全体システム構成の例」を見ていきます。
下図について白書は、製 造 実 行システム(MES:Manufacturing Execution System)は、製造工程の把握や管理、製造現場の作業者への指示などを行うシステムである。
製造事業者で MES の導入や利活用が進み、製造現場で取得される詳細なデータが、経営資源管理システム(ERP:Enterprise Resources Planning)上の生産計画などの経営資源に関するデータと連携すれば、5G の特性を活かして収集した大量のデータを AI で分析、最適な稼働・制御条件をシミュレーションし、リアルタイムで製造現場にフィードバックすることにより、最適生産を実現できる(図 723-1)。
このようなシステムを導入することで、製造現場の人手不足や熟練技術者の技能継承、設備の稼働状況の可視化といった短期的な課題に対処できるだけでなく、生産人口の長期的な減少が見込まれる中での生産性の向上や競争力の維持強化といった、中長期的な製造業の課題の解決にもつながる、とあります。
MESという言葉、今回初めて知りましたが、ものづくり白書を読む理由は、まさに、こういう事例を学びたかったからです!!
5Gは鳴り物入りで登場したものの、期待外れの感が強くなっていますが、工場全体に張り巡らせることで、このような高度な情報管理ができるようになるということですね。
ものづくり補助金で、こういう提案ができれば、採択される確率が上がりそうですね!!
#中小企業診断士 #2022年版ものづくり白書 #地域活性化伝道師
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