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おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2022年版「ものづくり白書」 「第2章 生産」「第2節 サプライチェーンの強靭化に向けた取組」 78ページ「図421-3 自己啓発を行った労働者の割合(産業別)」を見ましたが、今日は79ページ「図422-1 能力開発や人材育成に関する問題がある事業所」を見ていきます。
下図について白書は、製造業における能力開発や人材育成の問題点の内訳をみると、「指導する人材が不足している」(63.5%)が最も高く、次いで「人材育成を行う時間がない」(51.6%)、「人材を育成しても辞めてしまう」(34.5%)、「鍛えがいのある人材が集まらない」(29.9%)の順となっている(図422-2)。
また、製造業における技能継承の取組内容としては、「退職者の中から必要な者を選抜して雇用延長、嘱託による再雇用を行い、指導者として活用している」(59.5%)の割合が最も高く、次いで「中途採用を増やしている」(42.2%)、「新規学卒者の採用を増やしている」(31.4%)の順となっている(図422-3)。
製造業の現場で、人手不足、とりわけ指導する人材等の不足という課題がある中で、その対応として、退職者や中途採用者等、既に一定の能力・スキルをもつ人材の確保を進める事業所が多いことがうかがえる、とあります。
小規模のものづくり企業にいくと、人材不足、高齢化、そして、設備の老朽化に驚かされることがあります。
経営者の両親が腰を曲げながら作業に従事している姿を見ると、なんだか、申し訳ない気持ちになってしまうのは、わたしだけではないでしょう。
求人をかけても誰も来ないし、運良く採用できてもすぐに辞めてしまう。異口同音です。
何か良い提案はできないのか、自分の無能さを痛感します。
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