おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2022年版「中小企業白書」 「第3章 共通基盤としての取引適正化とデジタル化、経営力再構築伴走支援」 Ⅱ-336ページ「第2-3-58図 セールス・サプライチェーン分野の導入状況別に見た、デジタル化による取組効果」を見ました。
今日は、Ⅱ-337ページ「第2-3-59図 分野別に見た、主に活用しているITツール・システム」を見ます。
下図から、分野別に、主に活用しているITツール・システムを見ると、コミュニケーションやバックオフィスの分野はクラウド型やパッケージソフトが中心となっている一方で、セールス分野は約3割、サプライチェーン分野は約4割の企業がオンプレミス型を中心としていると分かります。
この結果について白書は、コミュニケーションやバックオフィス分野の導入率が高い背景には、オンプレミス型に比べて、短期間で比較的導入することが可能なクラウド型やパッケージソフトを活用していることが一因であると示唆される、とあります。
オンプレミス型とは、独自のシステムなどを自社内に構築し、運用する形態と、脚注にあります。
これに対するのが、パッケージソフト型で、これは、市販されているソフトウェアなど、汎用的な機能を備えた既製品のソフトウェアのこととあります。
オンプレミスという言葉、以前にパン屋のコンサルで初めて知りました。原料の購入から仕上がりまですべて同じ店舗内で行う、いわゆる、街のパン屋のことを「オンプレミス型」。
これに対して、メーカーの工場から成形した状態の冷凍生地を仕入れて店舗で焼いて仕上げることを「ベイクオフ型」といいます。
話が脱線しました。要するに、どちらにも長短があるので、自社に適するスタイルを選ぼうということです!
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