おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2022年版「中小企業白書」 「第3章 共通基盤としての取引適正化とデジタル化、経営力再構築伴走支援」 Ⅱ-309ページ「第2-3-38図 IT投資額別に見た、デジタル化による競争力強化の状況」を見ました。
今日は、Ⅱ-312ページ「第2-3-39図 デジタル化の取組状況別に見た、デジタル化に取り組む際の課題」を見ます。
下図から、デジタル化の取組状況別に、デジタル化に取り組む際の課題を見ると、段階2~4いずれも「費用対効果が分からない・測りにくい」を挙げる割合が最も高く、約4~5割の企業が課題としていることが分かります。
通常の設備投資と異なり、IT投資の場合には定量的な評価が困難なケースが多いことから、適切な費用対効果の測定に悩んでいる様子がうかがえる、とあります。
白書はここから、具体的にデジタル化を検討若しくは着手していく際の課題を確認し、デジタル化に取り組む上でのポイントや効果を確認していきます。
段階1の企業は、「デジタル化を推進できる人材がいない」を挙げる割合が最も高いことが見て取れる。他方で、段階2~4を比較すると、推進する人材の不足を挙げる割合は上位段階ほど低くなっており、段階4は3割を下回っている。
段階が進んでいる企業は、既存社員を配置転換しIT人材として育成することやデジタル化の取組において中心的な役割を担う人材を新規採用で確保していることが考えられる、とあります。
第一段階の場合、カネの前に、ヒトと情報が必要ということです。
最近、グーグルのanalytics画面を開くと、「新しい Google アナリティクス 4(GA4)プロパティを作成する必要があります。作成しない場合、元のプロパティに基づき、既存のサイトタグを再利用して GA4 プロパティが作成されます。」というメッセージが表示されます。
日本語なのにまったく文意を理解できない。なんとなく脅迫されているように感じる。
こういうのが、踏み出す一歩を邪魔していると、つくづく感じますね!
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