おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第2部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 昨日はⅡ-303ページ「第2-3-33図 IT投資額の内訳として最も多かったもの」を見ましたが、今日はⅡ-305ページ「第2-3-34図 業種別に見た、IT投資額の傾向と今後の計画」を見ます。
下図から、業種別にIT投資額の傾向と今後の計画を見ると、建設業は直近5年間で増加傾向にあった企業が5割以上となっており、全業種で最も割合が高いことが分かります。
この結果について白書は、建設業は前掲の第2-3-30図によれば、2020年から2021年のIT投資額は他業種に比して低かったが、今後5年間のIT投資を増加する予定の企業が3割以上となっている。
同業者との差別化に向けてデジタル化に取り組む地域の有力建設業者や、重層的な取引構造の中で大手ゼネコンに追随し、サプライチェーンの合理化に向けデジタル化に取り組む中小建設業者が斯業界のデジタル化の機運を高めていくものと思料される、とあります。
今回の結果、強く納得しています。
というのも、わたしは、これまでに建設業のデジタル化をテーマに、ものづくり補助金、事業再構築補助金、事業承継補助金を5件採択させています。
いずれのテーマも「i-Construction」。
この申請書を書く度に感じることは、国交省のデジタル化への牽引力の強さとその粘り強さ。
国交省自体のハード支援はないのですが、装備が整った企業の事例発信、さらには、公共事業の加点は事業者に力強い動機付けになっているようです!!
※釧路湿原国立公園を中核とした子ども達の活動に取り組んでいます。是非、クラウドファンディングで応援してください!!
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