おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第2部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 昨日はⅡ-302ページ「第2-3-32図 取組状況の進展別に見た、年間のIT投資額」を見ましたが、今日はⅡ-303ページ「第2-3-33図 IT投資額の内訳として最も多かったもの」を見ます。
下図から、IT投資額の内訳として最も多かったものを見ると、2020年から2021年にかけて基幹システムなどのハードウェア費や働き方改革に向けたPC・デバイスなどの費用と回答した割合が低下した一方で、ソフトウェアの開発・利用費に投資を行ったと回答した割合が上昇したことが分かります。
この結果について白書は、情報通信白書(総務省、2021)によれば、2020年における世界のクラウドサービスの市場規模は2017年から倍増の3,281億ドルと高成長を遂げており、2023年には5,883億ドルに達すると指摘している。
今回の調査はソフトウェアの開発費用と利用費を区分して集計していないが、ITツール・システムとしてクラウド型を主体とする企業が一定数見られ(第2-3-59図にて後述)、段階3~4の企業を中心に今後クラウドサービスを拡大していく方針の企業が確認されている(第
2-3-61図にて後述)。
以上を踏まえると、システムを自社保有するのではなく、従量課金制などによりシステムを利用する中小企業が増えつつあることが示唆される、とあります。
IT投資だけでも難しい内容だったのに、クラウド型という新たな言葉が出てきました。
先日、アマゾンの決算発表がありましたが、長く同社の収益源であったクラウドサービスAWSの売上高が減速しているという発表でした。
既に、導入期ではなく、成長期、しかもその後半にさしかかっているということでしょうか。ものすごいスピードですね!!
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