おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第2部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 昨日はⅡ-289ページ「第2-3-21図 時点別に見た、デジタル化の取組状況」を見ましたが、今日はⅡ-290ページ「第2-3-21図 時点別に見た、デジタル化の取組状況」を見ます。
下図から、時点別にデジタル化の取組状況を見ると、感染症流行前(2019年時点)は、6割以上の企業が段階1~2の状況にあり、デジタル化による業務効率化やデータ分析に取り組んでいなかったことが分かります。
感染症流行下(2020年時点)に入ると、段階3~4と段階1~2の割合がほぼ同水準となり、現在(2021年時点)は段階3~4の割合が段階1~2を上回っている。
この結果について白書は、これまで取組が進んでいなかった若しくは全く取り組んでいなかった企業が感染症流行下でデジタル化の取組を進展させてきたことが見て取れる。
他方で、段階4に到達している企業は約1割に過ぎず、段階1~2の企業が4割以上を占めていることも確認される、とあります。
この流れに乗ろうとする中小企業とそれを支援しようとするシステム系コンサルティング会社とのやりとりをいくつか見ましたが、白書のとおり、段階3以上に登り詰めたところはないと言ってよいのかもしれません。
経営資源が乏しい中小企業が、デジタル化を推進し、段階4まで登り詰めるには、経営者の強い思いに加え、それを支えるヒト・モノ・カネ、そして、情報が必要です。
この中でも、ヒトがボトルネックになっているような気がします。
では、どうしたらよいのか、読み進んでいきましょう!!
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