おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第2部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 Ⅱ-268ページ「第2-3-7図 業種別に見た、直近1年間の各コストの動向」を見ましたが、今日はⅡ-269ページ「第2-3-8図 業種別に見た、直近1年のコスト全般の変動に対する価格転嫁の状況」を見ます。
下図から、業種別に、直近1年のコスト全般の変動に対する価格転嫁の状況について見ると、「概ね転嫁できた」と回答したのはいずれの業種においても2割未満で、「転嫁できなかった」と回答したのは製造業やサービス業では4割超、その他業でも3割超となっていることが分かります。
わたしは、ほぼ毎日、スーパーマーケットに買い物に行きます。売り場に行けば、今の旬が分かるだけでなく、新商品を筆頭に、今、どのようなものが売れているかがよく分かります。
値上げという言葉に昨今は鈍感になりつつあります。ですが、それまでは、毎日のように購入していた商品であっても、値上げされてしまうと、急に手を出さなくなる。
たった数十円でさえ、こうなるのであれば、企業の価格転嫁というのは、非常に慎重な意思決定が求められ、結果として、「転嫁できなかった」という回答が半数近くに及ぶのでしょう。
非常に厳しい時代です!!
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