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新たな資金調達を行うことが難しくなっていますか??

おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。

昨日は2022年版「中小企業白書」 第2部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 Ⅱ-245ページ「第2-2-153図 現在の借入金の過剰感別に見た、借入金月商倍率(2021年)の分布」を見ましたが、今日はⅡ-246ページ「第2-2-154図 現在の借入金の過剰感別に見た、借入金の返済見通し」を見ます。

下第2-2-154図から、借入金の過剰感別に、借入金の返済見通しを見ると、借入金の過剰感を感じている企業ほど、借入金の返済見通しに懸念を感じていることが分かります。

続いて、第2-2-155図から、借入金の過剰感別に、新たな資金調達ができなくなることの懸念感を見ると、借入金の過剰感を感じている企業ほど、新たな資金調達ができなくなることへの懸念を感じている企
業の割合が高くなっていることが分かります。

この結果について白書は、借入金の過剰感を感じている企業の中には、借入金の返済見通しに懸念があり、借入れを含めた新たな資金調達を行うことが難しい状況に陥っている企業が一定数存在する様子がうかがえる、とあります。

ちょうど今、借入金が多い企業様からの相談を受けているので、この報告を読むと、鼓動が早まるのを感じます。

白書が示すとおり、新たな資金調達を行うことが難しい状況に陥っている企業に対して、わたしは、「売却可能な資産の売却」、「役員報酬のカット」、「発注先の見直し」を提案しました。

さらに、経営者には、これまで会計事務所に一任している自社の決算を、経営者自らが帳簿づけするように諭しました。

これにより、昔からの長年の付き合い、いわゆる、情実仕入を見直す契機となるでしょう。

いずれも茨の道であり、道中には、多くの苦渋の選択が待ち受けていることでしょう。

白書は、どのようなことを行うべきと示唆しているのか、ここを学びたいと思います!!

次回の申請に向けて、事業再構築補助金とものづくり補助金の申請相談が増えてきました。〆切間際になると、相談に応じられない恐れがありますので、是非、お早めにご相談ください!

詳しくは、こちらから!
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