おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第2部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 Ⅱ-196ページ「第2-2-111図 従業員規模別に見た、経営者の経営・マネジメント業務に充てる時間の比率」を見ましたが、今日はⅡ-197ページ「第2-2-112図 経営者の経営・マネジメント業務に充てる時間の比率別、売上高増加率(中央値)」を見ます。
下図から、経営者の経営・マネジメント業務に充てる時間の比率別に、売上高増加率について見ると、経営者の経営・マネジメント業務の比率が6割以上である企業では、相対的に売上高増加率が高いことが分かります。
この結果について白書は、企業の成長に当たっては、経営者が、現場業務だけでなく、企業の方針策定や組織体制の整備といった経営・マネジメント業務にも一定程度の時間を確保することが重要といえよう、とあります。
今日のテーマは考えさせられますね。われわれに与えられている時間は、①「緊急で重要なこと」、②「重要ではないが緊急なこと」、③「緊急ではないが重要なこと」、④「緊急でも重要でもないこと」の4つに分けられます。我々はどうしても①と②に時間と労力を取られてしまうために、③への余力・活力がなくなってしまう。
この結果を見ると、稼げる経営者は、最初から③に充てる時間を確保していると考えられます。今日を契機に、我々も、時間の使い方を見直しましょう~!!
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