おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第2部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 Ⅱ-180ページ「第2-2-94図 経営計画への落とし込み状況別に見た、経営戦略の浸透度」を見ましたが、今日はⅡ-181ページ「第2-2-95図 経営戦略の浸透度別に見た、労働生産性の水準(2019-2020 年平均の中央値)」を見ます。
下図から、経営戦略の浸透度別に、労働生産性の水準を見ると、経営戦略の浸透度が高い企業において、労働生産性の水準が高い傾向にあることが分かります。
この結果について白書は、経営者側から見た調査であり、今回の調査だけでは一概にはいえないものの、経営戦略が全社的に浸透することで、従業員が何をするべきかが明確化され、企業業績にもプラスの効果が生まれている可能性が考えられる、とあります。
経営者自身も経営理念や経営戦略は、従業員に周知されている、とは思っていないでしょうが、こういう結果が出ると、朝礼での経営理念の唱和、そして、現在遂行している経営戦略について説明する時間を設けた方がよくなりますね!!
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