おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力（ながおかつとむ）です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第２部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 Ⅱ-179ページ「第2-2-92 経営戦略の経営計画への落とし込み状況」を見ましたが、今日はⅡ-180ページ「第2-2-94図 経営計画への落とし込み状況別に見た、経営戦略の浸透度」を見ます。
下図から、経営戦略の浸透度を、経営計画への落とし込み状況別に見ると、いずれの項目においても、経営計画へ十分に記載されているほど、経営戦略が社内に広く浸透していることが分かります。
この結果について白書は、策定された経営戦略を従業員に浸透させていく上では、具体的な数値や施策を計画に落とし込み、内容を充実させることが重要といえよう、とあります。
わたしは経営企画部門時代に、事業部門長が、部課長クラスに説明するための資料を作っていました。ですので、調査結果のように浸透されているという結果を、当時、把握することができれば、心強かったし、やりがいにもなったでしょう。経営者視点からいえば、本当に浸透したと言えるのは、目標を達成した時です。浸透するだけではダメという認識も併せ持つことが必要なのでしょうね！！
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