おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第2部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 Ⅱ-144ページ「第2-2-60図 経営理念・ビジョンの内容(労働生産性の変化)」を見ましたが、今日はⅡ-145ページ「第2-2-61図 経営理念・ビジョンの具体的な内容(自由回答)」を見ます。
下図について白書は、明文化していると回答した企業に対して、経営理念・ビジョンの具体的な内容をを見ると、「顧客・取引先」、「社会」、「社員」といったステークホルダーを意識した経営理念・ビジョンを掲げる企業が多く、第2-2-59図の結果とおおむね整合している、とあります。
また、「貢献」、「信頼・信用」、「安心・安全」、「価値」といった言葉からは、ステークホルダーと向き合う中で、経営者が重視する価値観や考え方が想起される、とあります。
経営理念に「貢献」、「信頼・信用」、「安心・安全」、「価値」という利他の言葉を盛り込みたく気持ちは分かりますし、これで良いのでしょうね。経営理念を策定していない経営者はこれらの言葉を取り込んでみましょう。
もう一点。最近、言葉の数を文字の大きさで可視化する表現方法をよく見るようになりましたが、これを「アフターコーディング」というのですね。ネットで検索すると、エクセルを使ってできるようなので、これは早めに習得したいですね!!
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