おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第2部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 Ⅱ-123ページ「第2-2-45図 実施している福利厚生施策」を見ましたが、今日はⅡ-124ページ「第2-2-46図 従業員の仕事に対する意欲別に見た、福利厚生施策を実施する背景」を見ます。
下図から、従業員の仕事に対する意欲別に、福利厚生施策を実施する背景について見ると、従業員の仕事に対する意欲に関わらず、「従業員のモチベーション向上」の割合が8割程度と最も高いことが分かります。
また、「従業員の心身の健康維持」については、従業員の仕事に対する意欲による差異が大きく、従業員が意欲的である企業では6割超となっている。
この結果について白書は、近年、ワーク・ライフ・バランスの概念が浸透してきており、こうした観点に配慮して福利厚生施策を検討することで、従業員の仕事に対する意欲が高まる可能性が示唆される、とあります。
経営者はワークライフバランスに対して、強く配慮せよ!ということです。私が20代だった30年前には、ワークライフアンバランスが鏡とされたので、頭では分かっていても、絵空事のように感じてしまいます。ですが、この結果を見ると、それは言い訳。とりわけ従業員を多く持つ経営者は、積極的に今の時流に乗るように精進しなければならないことを強く認識させられますね~!!
#中小企業診断士 #地域活性化伝道師 #2022年版中小企業白書 #中小企業白書を読む
応援クリックお願いします!