おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第2部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 Ⅱ-117ページ「第2-2-39図 人事評価制度の見直し状況別に見た、売上高増加率(中央値)」を見ましたが、今日はⅡ-118ページ「第2-2-40図 従業員規模別に見た、人事評価制度を設けていない理由」を見ます。
下図から、従業員規模別に、人事評価制度を設けていない理由について見ると、従業員規模が小さい企業では、「従業員が少なく、経営者が全従業員の状況を把握しているため」の割合が高く、一方で、規模が大きい企業では、「制度を設けても運用が困難であるため」の割合が高いことが分かります。
この結果について白書は、自社単独で人事評価制度を導入・運用することが難しい場合は、支援機関やコンサルタントなども活用しながら、自社に適した人事評価制度を定着させていくことが有益である、とあります。
この結果、天邪鬼の私には共感できます。私が仮に100人以上雇っていたら、人事評価制度の導入を日々焦りながら検討するも、誰もが納得する公正な評価ができるのか、これを逡巡するうちに、袋小路に入り、導入に踏み切れなくなってしまう・・・。そんな自分が見えます。思い切って、360度評価にして、それをすべてオープンにしちゃうのも、一つかもしれませんね~!!
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