おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第2部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 Ⅱ-100ページ「第2-2-21図 能力開発に対する積極性別に見た、能力開発計画や方針の有無」を見ましたが、今日はⅡ-101ページ「第2-2-23図 能力開発計画や方針の有無別に見た、売上高増加率(中央値)」を見ます。
第2-2-23図から、従業員の能力開発計画や方針の有無別に、売上高増加率について見ると、「明文化された能力開発計画や方針がある」企業では特に、売上高増加率が高いことが分かります。
次に、第2-2-24図は、求める人材像や従業員の目指す姿の明確化の状況別に、売上高増加率に見ると、人材像を公表していたり、明文化したりしている企業ほど、売上高増加率が高いことが分かります。
この結果について白書は、従業員の能力開発に当たっては、能力開発計画や方針、従業員の目指す姿を具体化した上で、計画的に取り組むことが企業の成長につながることが示唆される、とあります。
明文化が鍵を握っている訳ですね。となると、この礎となる経営理念の重要性を感じてきますね!!
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