おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第2部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 Ⅱ-85ページ「コラム 2-2-2②図 知的財産権に基づく輸入差止め件数実績」を見ましたが、今日はⅡ-86ページ「第2-2-11図 デザイン経営の取組状況及びデザイン経営の認知状況」を見ます。
下図から、デザイン経営の認知状況及びデザイン経営の取組状況を見ると、認知状況によらず、既に取り組んでいる企業の割合は12.2%にとどまっていることが分かります。
また、デザイン経営について「元々知っている」と回答した企業の割合も13.7%となっており、デザイン経営の認知度は一部にとどまっている様子がうかがえます。
そもそもデザイン経営という言葉がよく分かりませんね。白書は、デザイン経営とは、デザインを企業価値向上のための重要な経営資源として活用する経営である。
ここでいうデザインには、ブランド構築に資するデザインとイノベーションに資するデザインの二つがあり、前者は企業が大切にしている価値や意志を表現する営み、後者は顧客の潜在ニーズを基に事業を構想する営みとして捉えられている。
デザイン経営のための具体的な取組としては、経営者や経営層がデザイン責任者となり、商品・サービス・事業開発の上流工程や、経営戦略の策定段階からデザインの専門人材を活用することなどが挙げられる、とあります。
前者は一般的なことで、後者はダイソンをイメージすると分かりやすいですね~!!
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