おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2021年版「中小企業白書」のⅡ-394ページ「第2-3-81図 売り手としてM&Aを実施する際の障壁」を見ましたが、今日はⅡ-395ページ「第2-3-82図 M&A実施後、譲渡企業の従業員の雇用継続の状況」を見ます。
下図から、実際にM&Aを実施した企業(買い手企業)に対し、売り手企業の従業員の雇用継続の状況について見ると、8割以上の企業でM&A実施後も全従業員の雇用を継続していることが分かります。
この結果について白書は、第2-3-68図で見たとおり、人材や技術・ノウハウの獲得を目的にM&Aを実施する企業も多いことを考慮すると、M&A実施後も売り手企業の従業員の雇用が継続されるケースは多いと考えられる。
従業員の雇用継続を重視する売り手企業においては、買い手企業のM&Aの目的も見極めつつ、交渉の過程において、従業員の雇用継続の
希望を明確に伝えていくことが重要と言える、とあります。
これが会社を売却する経営者にとって、もっとも心配な問題ことと思いますが、雇用が維持されていることに、安堵するでしょうね!!
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