おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2021年版「中小企業白書」のⅡ-314ページ「第2-3-17図 従業員規模別、経営者交代による経営者年齢の変化」を見ましたが、今日はⅡ-315ページ「第2-3-18図 承継方法別、経営者交代による経営者年齢の変化」を見ます。
下図から、承継方法別に経営者交代前後の経営者平均年齢を見ると、交代前の経営者年齢は同族承継で68.9歳、同族承継以外で63.2歳と、同族承継では事業承継時期が遅くなる傾向にあることが分かります。
この結果について白書は、同族承継においては、子息などの後継者が一定の経験や年齢を重ねるのを待って事業承継するために、結果的に承継時期が遅くなっている可能性が考えられる。
一方で交代後の経営者平均年齢は同族承継で46.8歳、同族承継以外で54.5歳と同族承継の方が若い年齢で経営者に就任していることが分かります。
同族承継は承継時期が遅くなっている。確かに、該当する人が何人かいますね。後継者が確保できているが故の余裕がそうさせているようにも感じますね!!
#中小企業診断士 #地域活性化伝道師 #2021年版中小企業白書 #中小企業白書を読む
応援クリックお願いします!