おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2021年版「中小企業白書」のⅡ-305ページ「第2-3-8図 経営者の平均年齢の推移を見ましたが、今日はⅡ-306ページ「第2-3-9図 年代別に見た中小企業の経営者年齢の分布」を見ます。
下図から、年代別に中小企業の経営者年齢の分布を見ると、2000年に経営者年齢のピーク(最も多い層)が「50歳~54歳」であったのに対して、2015年には経営者年齢のピークは「65歳~69歳」となっており、経営者年齢の高齢化が進んできたことが分かります。
この結果について白書は、足元の2020年を見ると、経営者年齢の多い層が「60歳~64歳」、「65歳~69歳」、「70歳~74歳」に分散しており、これまでピークを形成していた団塊世代の経営者が事業承継や廃業などにより経営者を引退していることが示唆される。
一方で、70歳以上の経営者の割合は2020年も高まっていることから、経営者年齢の上昇に伴い事業承継を実施した企業と実施していない企業に二極化している様子が見て取れる、とあります。
世代交代している企業が増えてきたように感じるので、この結果、実感ありますね~!!
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