おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2021年版「中小企業白書」のⅡ-231ページ「第2-2-43図 労働生産性の水準(デジタル化に対する社内の意識別)」を見ましたが、今日はⅡ-232ページ「第2-2-44図 デジタル化に対する社内の意識別、組織文化醸成に向けた取組」を見ます。
下図からデジタル化に対する社内の意識別に、組織文化醸成に向けた取組を見ると、デジタル化に対する社内の意識にかかわらず、「抵抗感が少ない部分から徐々にITツール・システムを導入している」企業が半数以上を占めていることが分かります。
他方で、デジタル化に取り組むことに対して積極的な文化が醸成されている企業は、「社内の各層にデジタル化の目的・目標などを丁寧に説明している」・「研修など、社員のITリテラシーを高める取組を実施している」の割合が抵抗感の強い企業と比べて高い傾向にあります。
この結果について白書は、社内での対話・コミュニケーションを丁寧に実践し、デジタル化に向けた土壌を築いていくことが重要であることが示唆される、とあります。
デジタル化に限らず周囲に十分に説明する。これが簡単なようで難しいことなのですよね~!!
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