おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2021年版「中小企業白書」のⅡ-221ページ「第2-2-34図 労働生産性の水準(デジタル化における事業継続力の強化に対する意識別)」を見ましたが、今日はⅡ-223ページ「第2-2-35図 デジタル化推進に向けた課題(業種別)」を見ます。
下図から業種別のデジタル化推進に向けた課題を見ると、全産業では、「アナログな文化・価値観が定着している」が最も高く、次いで「明確な目的・目標が定まっていない」、「組織のITリテラシーが不足している」となっており、大半の業種における課題として上位を占めることが分かります。
この結果について白書は、「卸売業」や「建設業」では、「長年の取引慣行に妨げられている」、「宿泊業、飲食サービス業」では「資金不足」を回答する企業が3割強存在していることも確認される、とあります。
例えば、毎年この月は忙しく、残業はやむを得ないという方がいるかと思います。まさしく、これを「アナログな文化・価値観が定着している」というのでしょう。デジタル化できないと決めつけるのではなく、どうすれば楽できるか、考えてみたらいかがでしょうか!!
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