おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力（ながおかつとむ）です。
昨日は2021年版「中小企業白書」のⅡ-220ページ「第2-2-33図 デジタル化推進による業績への影響（デジタル化における事業継続力の強化に対する意識別）」を見ましたが、今日はⅡ-221ページ「第2-2-34図 労働生産性の水準（デジタル化における事業継続力の強化に対する意識別）」を見ます。
下図からデジタル化における事業継続力強化への意識と労働生産性との関係を見ると、事業継続力の強化を意識して、デジタル化に取り組んでいる企業における労働生産性の平均値が6,692千円/人と最も高いことが分かります。
この結果について白書は、事業継続力の強化を意識せずデジタル化に取り組んでいる企業の労働生産性の平均値は、事業継続力の強化を意識してデジタル化に取り組んでいる企業の83.0％の水準となっている、とあります。
中小企業経営者からの相談を受ける中で感じるのが、労働生産性に対する意識です。簡単に言えば、どうしたら、給料と報酬を増やすことができるのか、この視点を取り込めば、自ずとデジタル化の必要性が浮かび上がってくるのはないでしょうか！！
#中小企業診断士 #地域活性化伝道師 #2021年版中小企業白書 #中小企業白書を読む
応援クリックお願いします！
