おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力（ながおかつとむ）です。
昨日は2021年版「中小企業白書」のⅡ-183ページ「第2-2-11図 感染症流行前後のITツール・システムを活用した販売促進活動（取引先属性別）」を見ましたが、今日はⅡ-188ページ「コラム 2-2-4①図 IT導入補助金2020の制度概要」を見ます。
下図の「IT導入補助金」は、中小企業などの生産性向上を目的に、中小企業などがバックオフィス業務の効率化や新たな顧客獲得などによる生産性の向上に資するITツール（ソフトウェア、クラウドサービスなど）を導入する際の経費を補助する制度です。
令和２年度事業においては、感染症への対策などを目的に、生産性の向上のみならず、サプライチェーンの毀損への対応、非対面型ビジネスモデルへの転換、テレワーク環境の整備に資するITツールを導入する事業者を優先的に支援する「特別枠」を創設した（一部略）、とあります。
もちろんIT補助金のことは知っています。ですが、中小企業から一度も利用したいという話を聞いたことはなく、私自身も利用を薦めたことはありません。
なぜかというと、補助対象が「補助金ホームページに登録、公開されている IT ツール」であるためです。
つまり、自分たちが作りたい、使いたいというITツールは対象とならない可能性があるためです。
登場時はこのような縛りはなかった（？、記憶が曖昧です）ので、大人気だった記憶がありますが、ルールは年々厳しくなっていくのが補助金制度の特徴ですので、早めに申請されることをオススメします･･･！！
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