おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2021年版「中小企業白書」のⅡ-87ページ「第2-1-76図 経営危機を乗り越える上で最も重要だった取組」を見ましたが、今日はⅡ-88ページ「第2-1-77図 「危機」を乗り越えるために行った事業戦略上の取組」を見ます。
下図から経営危機を乗り越えるために行った事業戦略上の取組を見ると、2%未満の企業の方が「特になし」と回答した企業の割合が高いことが分かる。経営危機を乗り越えるために、事業戦略の見直しを行うことの重要性が示唆されることが分かります。
この2%とは、調査時点の総資本利益率が2%以上の企業を経営パフォーマンスの高い企業と位置づけ、2%以上の企業と2%未満の企業が過去経営危機を乗り越える上で行った取組について比較分析を行っているということです。
要するに、利益率が高いということは結果ではなくて、そのプロセスがしっかりしているということですね。まずは本業回帰から検討を始めましょう!!
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