おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2021年版「中小企業白書」のⅡ-21ページ「第2-1-20図 各種財務指標を計算している企業の割合」を見ましたが、今日はⅡ-22ページ「第2-1-21図 各種財務指標の計算状況別に見た、各種財務指標の水準」を見ます。
下図から売上高経常利益率、損益分岐点比率、自己資本比率について、計算している企業と計算していない企業で各財務指標の水準に差異を見ると、売上高経常利益率は、計算している企業の方が高いことが分かります。また、損益分岐点比率も、計算している企業の方が低い、すなわち売上高の減少への耐性が高いことが分かります。自己資本比率も、計算している企業の方が「債務超過」、「0%以上20%未満」の企業の割合が低いことが分かります。
補助金等の申請の際には、経営計画を策定します。そのときに数字面で鍵となるのが「損益分岐点比率」です。この考え方が分かっている人は、確かに、自社の経営を把握していますね。ですが、小規模事業者ではそういう人は極めてマレです。策定する際に興味を持っていただければ十分だと思っています~!!
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