おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2020年版「中小企業白書」のⅡ-285ページ「第 2-3-75 図 長時間労働につながる業界特有の課題の有無(受注側事業者)」を読みましたが、今日はⅡ-286ページ「第 2-3-76 図 長時間労働につながる業界特有の課題(受注側事業者)」を見ます。
下図から受注側事業者における、長時間労働につながる業界特有の課題を業種別に見ると、いずれの業種でも、「繁忙期対応」と回答した企業の割合が最も高い。業種別にみると、「製造業」においては「短納期」であることが「繁忙期対応」に次ぐ課題となっている。これに対して、「サービス業」、「その他」においては「業界全体が長時間労働の体質」であることが第2位となっていることが分かります。
この結果について白書は、このような課題は、受注側事業者のみで解決できる課題ではないことから、受注側事業者と発注側事業者が双方で協力して、課題解決に向けた取組を行う必要があるほか、業界全体を挙げた取組を進めていくことが期待される、とあります。
昨日の結果で上位となっている、アニメーション製作、トラック・倉庫業、放送コンテンツは業界全体が長時間労働体質なのでしょうね。そういう悪しき慣習を打ち破ることが求められているということしょう!!
ということで、2020年版中小企業白書はこれで読破です!明日から、2021年版中小企業白書に入りましょう!!
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