おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2020年版「中小企業白書」のⅡ-279ページ「第 2-3-69 図 受取代金の手形割合別に見た、取引価格への手形割引料相当額の勘案状況(受注側事業者)」を読みましたが、今日はⅡ-280ページ「第 2-3-70 図 代金の支払条件の改善時期及び、受取手形の支払サイトの短縮時期(受注側事業者)」を見ます。
下図から受注側事業者における、代金の支払条件の改善時期及び、受取手形の支払サイトの短縮時期について見ると、支払条件の見直し、支払サイトの短縮について、徐々に改善が進んでいることが分かる一方で、「改善されていない」、「短縮されていない」と回答する受注側事業者の割合は依然として高いことが分かります。
この結果について白書は、今後更なる改善に向けて取り組んでいく必要があると考えられる、とあります。
支払遅延と言えば、コロナ補償金が問題になっています。日経にも堂々とお酒を提供している居酒屋の記事がでていましたが、実際に東京の町を歩いても、営業している店は1%もないのではないでしょうか。このように中小企業は資金繰りが厳しいので、支払サイトについては政府が強く改善を働きかける必要があるのでしょうね!
#中小企業診断士 #地域活性化伝道師 #中小企業白書 #付加価値の獲得
応援クリックお願いします!