おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2020年版「中小企業白書」のⅡ-239ページ「 第 2-3-33 図 企業規模別に見た、価格転嫁力指標の推移(製造業)」を読みましたが、今日はⅡ-240ページ「第 2-3-34 図 企業規模別に見た、一人当たり名目付加価値額上昇率とその変動要因」を見ます。
下図から製造業における中小企業と大企業の一人当たり名目付加価値額上昇率とその変動要因を見ると、中小企業の実質労働生産性の伸び率は、総じて年率3~5%程度となっており、大企業と遜色ない水準であることが分かります。
しかしながら、価格転嫁力指標の伸び率が、1995~99年度以降、一貫してマイナスであるがゆえに、中小企業の生産性(一人当たり名目付加価値額)の伸び率が1%程度に低迷していることが分かる、とあります。
価格転嫁できないために、改善による付加価値の増加が埋没してしまっているということですね。いくつか思い当たる件がありますね。なるほど・・・!!
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