おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2020年版「中小企業白書」のⅡ-221ページ「第 2-3-18 図 「高生産性企業」と「その他の企業」における、取引類型別の構成比(2017 年度)」を読みましたが、今日はⅡ-222ページ「第 2-3-19 図 研究開発実施企業、設備投資実施企業、知的財産所有企業の割合の比較(2017 年度)」を見ます。
下図から設備投資を実施した企業、研究開発を実施した企業、知的財産を所有している企業の割合を、「高生産性企業」と「その他の企
業」で比較したものを見ると、特に「製造業」と「情報通信業」において、「高生産性企業」は総じて投資に対して積極的で、知的財産を保有している企業の割合が高いことが分かります。
また、取引類型別に見ると、「委託事業者」、「下請事業者①」、「下請事業者②」と取引の階層が低下するほど、「高生産性企業」と「その他の企業」との差はおおむね縮小する傾向があることが確認できます。
本業での儲けを次の成長に向けた投資に充てつつも、それを知的財産で保護するというのが勝ちパターンということですね~!!
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