おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2020年版「中小企業白書」のⅡ-219ページ「第 2-3-16 図 取引類型別に見た、経営指標(売上高、営業利益、労働生産性)の比較(2017 年度)」を読みましたが、今日はⅡ-220ページ「第 2-3-17 図 取引類型別に見た、設備投資実施企業、研究開発投資実施企業、知的財産所有企業の割合の比較」を見ます。
下図から2017年度における設備投資、研究開発を実施した企業、知的財産を所有する企業の割合を、取引類型別に見ると、全ての業種で「下請事業者①」が最も高いことが分かります。
研究開発を行った企業の割合を見ると、「製造業」では「委託事業者」が最も高く、「情報通信業」では「下請事業者①」が最も高い結果となっています。
また、「運輸業,郵便業」では研究開発を行っている企業はほとんど存在していない。
この結果について白書は、知的財産を所有している企業の割合を見ると、「製造業」、「情報通信業」ともに「委託事業者」が最も高く、次いで「下請事業者①」が高くなっている、とあります。
下請けは設備投資も積極的であるのに対して、独立系は消極的ということですね。どうしても独立を応援したくなる私には悩ましい結果ですね。。。!!
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