おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2020年版「中小企業白書」のⅡ-218ページ「第 2-3-15 図 従業員規模別に見た、取引類型別の企業割合の比較(2017 年度)」を読みましたが、今日はⅡ-219ページ「第 2-3-16 図 取引類型別に見た、経営指標(売上高、営業利益、労働生産性)の比較(2017 年度)」を見ます。
下図から取引類型別に、2017年度における売上高、営業利益、労働生産性の三つの経営指標の上位25%(75パーセンタイル)、中央値(50パーセンタイル)、下位25%(25パーセンタイル)の値を見ると、それぞれの経営指標の中央値は、3業種とも全ての経営指標で、「下請事業者①」の水準が最も高くなっていますが、「独立事業者」の経営指標については、ほとんど全ての指標において、他の類型を下回る水準であることが確認できます。
この結果について白書は、委託-受託関係という取引ネットワークの広さがパフォーマンスの高さにつながっている可能性が考えられる、とあります。
下請けは受注が安定しているので、上にも下にも行かないということなのでしょうね。それに比べて独立は下層が定位置ですか~プロの世界と同様にピラミッドになっているということなのでしょうね!!
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