おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2020年版「中小企業白書」のⅡ-194ページ「コラム 2-2-5 ⑥図 値下げに影響した要素・値下げ後の影響」を読みましたが、今日はⅡ-195ページ「コラム 2-2-6 ①図 企業の意識・取組と優位性の価格反映状況の相関関係」を見ます。
下図から「顧客への優位性の発信」、「価格競争に参加しない意識」、「個々の製品・サービスごとのコスト把握」ができている企業では、できていない企業と比較し、どれだけ優位性が価格に十分に反映されている割合が高いかについて見ると、優位性が価格に十分に反映されている割合がそれぞれ 4.9% pt、13.6% pt、6.2% pt 高く、いずれも統計的に有意となったことが分かります。
このコラムの序文として白書は、本文中で優位性を価格に十分に反映するために必要な要素であると述べた「顧客への優位性の発信」、「価格競争に参加しない意識」、「個々の製品・サービスごとのコスト把握」ができている企業では、できていない企業と比較し、どれだけ優位性が価格に十分に反映されている割合が高いかについて分析する。また、優位性が価格に十分に反映されている企業の方が、どの程度労働生産性の水準が高いかについても分析する、とあります。
さらに価格付けについて検討して行く訳ですね。読み進んでいきましょう!!
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