おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2020年版「中小企業白書」のⅡ-149ページ「第 2-2-3 図 優位性の有無別・優位性の価格反映状況別、2013 年以降の販売単価の変化」を読みましたが、今日はⅡ-150ページ「コラム 2-2-1 ①図 マークアップ率の国際比較」を見ます。
下図から1980 年時点と2016 年時点の各国のマークアップ率の比較を見ると、日本企業のマークアップ率は 1980 年時点では 1.03と諸外国に比べて高い水準にあったが、2016 年時点では 1.33と上昇してはいるものの、諸外国と比べて低い水準になっていることが分かります。
「マークアップ」とは利幅のことです。
白書は、我が国企業のマークアップ率は諸外国と比べて低いといわれている。令和元年 6月21日に閣議決定された「成長戦略実行計画」には、米国や欧州の企業では 2010 年以降急速にマークアップ率が上昇する一方、日本企業のマークアップ率が低水準で推移しており、付加価値の高い新たな製品・サービスを生み出すことで、マークアップ率の向上を図る必要性がある旨が記載されているようです。
やはりイタリアがダントツですね。納得しちゃいますね~!!
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