おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2020年版「中小企業白書」のⅡ-107ページ「第 2-1-86 図 経営者・役員への人材教育・能力開発投資の重視度別、労働生産性の変化」を読みましたが、今日はⅡ-109ページ「第 2-1-90 図 人材教育・能力開発投資の実施の有無別、売上高研究開発費比率」を見ます。
下図から人材教育・能力開発投資の実施の有無と売上高研究開発費比率との関係を見ると、人材教育・能力開発投資を実施している企業は実施していない企業と比較して、研究開発費比率も明確に高い傾向にあることが分かります。
この結果について白書は、経営戦略上、無形資産への投資を重要視する企業は、人的資本投資を通じた人材の質の向上と同時に、研究開発を通じた技術・ノウハウの蓄積に取り組んでいることが推察される、とあります。
とかく、我々は利益が出ているから人材育成にも注力できると考えてしまいがちですが、それは逆ということです!!
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