おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2020年版「中小企業白書」のⅡ-106ページ「第 2-1-85 図 人材教育・能力開発投資の実施の有無別、労働生産性の変化」を読みましたが、今日はⅡ-107ページ「第 2-1-86 図 経営者・役員への人材教育・能力開発投資の重視度別、労働生産性の変化」を見ます。
下図から各階層への人材教育・能力開発投資を重視する企業とそうでない企業との労働生産性の上昇幅の比較を見ると、経営者・役員への人材教育・能力開発投資で、製造業・非製造業共に、労働生産性の上昇幅が大きい傾向が最も明瞭に見られることが分かります。
また白書は、他に、営業・販売人材では非製造業で、技術者・エンジニアでは製造業・非製造業で、企画・マーケティング人材では非製造業で、人材教育・能力開発投資を重視する企業において、労働生産性の上昇幅がやや大きい傾向が見られた。
総じて見ると、非製造業において、特に各人材の階層別に人的資本投資の結果が労働生産性の上昇として明瞭に表れることが分かる、とあります。
人材育成はトップダウンで行うことが成果を高めるということがここから分かりますね!!
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