おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2020年版「中小企業白書」のⅡ-85ページ「第 2-1-68 図 国内ニッチトップ製品・サービスの保有の有無別、最も重視する経営資源」を読みましたが、今日はⅡ-88ページ「第 2-1-69 図 特許出願件数・現存権利件数に占める中小企業割合」を見ます。
下図について白書は、内国法人による特許出願件数を見てみると、総件数に占める中小企業の割合は14.9%となっており、また、特許現存権利件数で見ても、14.5%と極めて低くなっている、とあります。
ここから中小企業における知的財産権の出願動向に入ります。この図の序文として、我が国の中小企業は、およそ358万社と全企業数の99.7%を占め、また、付加価値額で見ても、52.9%を中小企業が占めている、とあります。
要するに、中小企業は知的財産の活用が脆弱ということです。読み進んでいきましょう~!!