おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2020年版「中小企業白書」のⅡ-203ページ「第 2-3-2 図 企業エコシステムの生成(イメージ②)」を読みましたが、今日はⅡ-204ページ「第 2-3-3 図 自動車産業のエコシステムの全体像」を見ます。
下図から頂点企業とエコシステム構成企業の2012年と2018年の状況を見ると、頂点企業の売上高は、2012年から2018年にかけて約8兆円増加しているが、構成企業数に着目すると、2012年は約2万8千社であったのに対し、2018年は約2万6千社と約2千社減少していることが分かります。
この結果について白書は、構成中小企業1社当たりの売上高や従業員数は約1割増加している。一概には言えないものの、経営者の高齢化などを理由にした廃業の進展、取引企業の絞り込みや海外調達への切り替えなどといった頂点企業の企業行動などが影響していると推察される、とあります。
日本の中小企業は規模が小さすぎるために生産性が低いという話を聞いたことがあります。もしかすると、そういう流れになるのでしょうか。読み進んでいきましょう!!
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