おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-321ページ「第2-3-61図 経営者の成長意欲の高低別に見た、各経営課題における支援機関の利用検討状況」を見ましたが、今日はⅡ-322ページ「第2-3-62図 支援機関別に見た、事業者の本質的な課題設定の状況」を見ていきます。
下図から、支援機関別に、事業者の本質的な課題設定の状況を見ると、支援を通じて事業者が当初想定していた課題とは異なる、より本質的な課題設定をできたケースが「とても多い」、「多い」と回答した支援機関は約4割である。支援機関別に見ると、よろず支援拠点、中小企業診断士において、本質的な課題設定ができたケースが特に多い。
経営者と頻繁に相談を受けていると、実はという切り口とともに、そもそもの課題とは異なる内容に移り変わっていることがよくあります。私の場合、その内容は経営から完全に脱線し、経営者の子どもの進学先や就職先について相談を受けたことがあります。しかし、経営者にとってはそれが本質的な悩みであり、その解消を図ってあげることが支援者の存在意義といえるのでしょう!
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