おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力（ながおかつとむ）です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-36ページ「第2-1-29図 人材の確保・定着に向けた人事関連施策への取組状況（中核人材・業務人材が十分に定着している企業）」を読みましたが、今日はⅡ-37ページ「第2-1-30図 働き方改善に向けた取組状況」を読んでいきます。
下図から、特に女性が転職する際に働き方を重視している状況、働き方改善に向けた取組状況について見ると、「休暇制度の充実」、「労働時間の見直し」については、７割超の企業が「積極的に行っている」、「ある程度行っている」と回答しており、多くの企業で取り組まれていることが分かる。一方、「テレワークの推奨」は、「行っていない」と回答した企業が過半数を占めていることが見て取れる。
女性の従業員を増やすためには、子育て中の女性に対して、いかに手厚い支援を行うのかが鍵になると考えてしまいがちです。しかし、それが行き過ぎると、子どもがいない女性には不平等と感じさせてしまう。このバランスを図るためにはどうしたら良いのか、人手が少ない中小企業には最適な解を見つけ出すことは相当な難問と捉え、慎重に進めた方が良さそうです！
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