おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2021年版「中小企業白書」のⅡ-311ページ「第2-3-14図 経営者年齢別、試行錯誤(トライアンドエラー)を許容する組織風土の有無」を見ましたが、今日はⅡ-312ページ「第2-3-15図 事業承継・廃業の予定年齢」を見ます。
下図から、経営者の事業承継・廃業の予定年齢について見ると、4割以上の経営者が65歳から75歳未満の間に事業承継・廃業を予定していることが分かります。
この結果について白書は、第2-3-9図で見たとおり、2020年時点で65歳から74歳の経営者の占める割合は高く、既に多くの経営者がこの予定年齢に達していると考えられる。
このことからも、事業承継や廃業に関する準備が直近の経営課題となっている経営者も多いと推察され、必要性を認識しながらも未着手の経営者は外部の支援機関の活用も含めて、早期に準備を進める必要がある、とあります。
創業者はいつまでも現役でいたいと考えてしまうのでしょうが、事業に継続性があって、後継者がいるのであれば、早めにその準備をした方が良いと言うことですね!!
ということで、今日は大晦日、一年間、ご愛読頂きありがとうございました。また来年もよろしくお願い申し上げます!!
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