おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2025年版「中小企業白書」の90ページ「<第 2-1-20図>「従業員の定着状況(組織運営の透明化への取組状況別)」を読みましたが、今日は91ページ「<第 2-1-21図>「売上高の変化率(従業員への経営理念・ビジョンの共有への取組状況別、中央値)」を読んでいきます。
下図から、「従業員への経営理念・ビジョンの共有」への取組状況別に売上高の変化率(中央値)を見ると、「取り組んでいる」事業者は「取り組んでいない」事業者と比べ、売上高の変化率が高いことが分かる。
この調査結果から一概にはいえないが、「従業員への経営理念・ビジョンの共有」により従業員のモチベーションが高まり、売上高の増加につながっている可能性がある。。
経営理念が浸透することで、売上高が増加した。これを具現化している経営者は、さぞ誇らしいことだろう。思惑通り順調に推移するからこそ、経営理念の吸収力が高いし、それを提唱する経営者が信頼されているからこそ、売上高も自発的に高まっていく。この相乗効果の原点が経営理念にある。経営理念は本当にあなどれない存在である!
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