おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「厚生労働白書」の 287ページ「図表4-1-3 年金額の改定(スライド)のルール」を読みましたが、今日は 289ページ「図表4-1-5 年金積立金の運用実績(2001年度(自主運用開始)以降)」 を読みます。
下図について白書は、GPIFの2022(令和4)年度の運用状況は、国内株式の価格上昇や円安の進行等により、収益率+1.50%(年率)、収益額+2兆9,536億円(年間)、運用資産額200兆1,328億円(2022年度末時点)となり、自主運用を開始した2001(平成13)年度から2022年度までの累積では、収益率+3.59%(年率)、収益額+108兆3,824億円(うち利子・配当収入のインカムゲインは47兆527億円)となっている(図表4-1-5)。また、年金積立金全体の実質的な運用利回りは、2001年度以降の22年間の平均で3.68%となり、運用目標(実質的な運用利回り+1.7%)を上回っている。
なお、GPIFの2023(令和5)年度第1四半期から第3四半期までの運用状況(速報)は、内外株式の大幅な価格上昇や円安の進行等から、収益率は+12.00%(期間収益率)、収益額は+24兆289億円(2023年4~12月)、2023年度第3四半期末時点の運用資産額は224兆7,025億円となっており、自主運用を開始した2001年度から2023年度第3四半期までの累積では、収益率は+3.99%(年率)、収益額は132兆4,113億円(うち利子・配当収入は50兆5,529億円)となっている。
そもそも株は上がれば誰もがハッピーになるのに、また、これほど莫大な金額を投資しているのに、なぜ下がるのだろうか。年金は投資市場で運用されている。つまりは、その多くが日本企業の株式であることから、世界から投資されるよう企業だけでなく、証券取引所にも頑張って欲しい。
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