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自己変革はどのようにすれば達成できるのか??

 おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
 昨日は、2024年版「中小企業白書」Ⅱ-245ページ「コラム 2-4-1①図 経営力再構築伴走支援モデル」を読みましたが、今日はⅡ-246ページ「コラム 2-4-1②図 中小企業の自己変革を妨げる五つの壁」を読んでいきます。

下図について白書は、伴走支援ガイドラインでは、伴走支援を支える理論として、既存の知識や技術で解決が可能な「技術的問題」と当事者自身が問題の一部であり解決策が分かっていない「適応課題(適応を要する課題)」の存在について紹介している。

この適応課題には、当事者が対話を通じて問題の定義や解決策を探求し、自らの捉え方や思い込み、習慣を変えることが必要とされる。また、組織の潜在力発揮には、支援者と当事者が共同で課題を設定し、当事者が主体となって実行する課題解決を側面支援する「プロセス・コンサルテーション」が有効である、としている。

中小企業の自己変革に向けた伴走支援モデルは、これらの考え方の下、構築した。中小企業が自己変革を進めていくに当たっては、それを妨げる典型的な五つの壁があると考えられる。

これらの壁には、経営者や組織の適応課題も含まれており、伴走支援を通じて内発的な動機付けによる意識変革や行動変容を促し、事業者自らが障壁を乗り越えていける力をつけていくことが必要となる。

企業経営に限らず、自己変革を進めるには、上図の5つが壁となっているのではないでしょうか。例えば、わたしはフルマラソンで3時間半切りを目指していますが、依然として、その目標は達成できずにいる。その原因を上図から分析すると、何が自分に足りないのか、今ひとつ原因が探れていない。結局は、スピードかスタミナであろうと推測し、向き合おうとする。(本当はフォームかもしれないし、そもそも練習の仕方かもしれない。)いずれのトレーニングも厳しく、プランは立ててもその通り実行できないことがかなり多い。時にプラン通り消化できるが、そうするとカラダにダメージが残り、免疫低下の倦怠感から、最悪の場合、寝込んでしまうこともある。結果として、無理のない、できる限りのトレーニングを消化するため、結果として、自己改革できない練習となり、いつものレースになってしまう。経営は、トレーニングとは比べものにならないくらい多くの時間と労力を投じるが、それでも思惑通り自己改革が進まない。このジレンマを抱えている経営者が大半だろうし、この壁を破るには、信頼できるコーチが必要ということなのかもしれない!

#中小企業診断士 #2024年版中小企業白書 #地域活性化伝道師

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