おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-223ページ「第2-4-4図 2023年の年間売上高の見通し(支援機関の活用状況別、2019年比)」を読みましたが、今日はⅡ-224ページ「第2-4-5図 2023年の営業利益の見通し(支援機関の活用状況別)」を読んでいきます。
下図から、支援機関の活用状況別に、事業者の 2023年の営業利益の見通しを見ると、支援機関を「活用している」事業者は、「活用していない」事業者よりも、2023年の営業利益の見通しが「黒字」になる割合が高い傾向にあることが分かる。
第2-4-4図の結果も踏まえ、支援機関を活用することの効果が、支援対象事業者の業績面に現れている可能性が示唆される。
経営者と話をしていると、相談したい内容をどこから話せばよいのか悩む場面が多い。他方で、地域の支援機関職員の方は、その地で育った事業者の生い立ちのすべてを把握しているといっても過言ではないので、今、表面化している課題や問題点の背景を補足してくれる。そこに、わたしのようなヨソ者の支援者が加わと、過去と現在の複眼的な視点から改善点を探ることになることから、話だけでなく、方向性の導出も速くなる。こういう効率的な相談は経営者にとっては望ましいし、自信になることから、営業利益という結果に結びつくのかもしれない。そんな流れが感じられる結果といえますね!
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