おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-207ページ「第2-3-58図 輸出の実施割合(卸売業)」を読みましたが、今日はⅡ-208ページ「第2-3-59図 輸出の実施における、言語の違いの乗り越え方(卸売業)」を読んでいきます。
下図から、輸出を「行っている」と回答した企業に対し、輸出の実施においてどのように言語の違いという障壁を乗り越えたかを見ると「社員が元々扱える言語だった」や「経営者が元々扱える言語だった」など、元々言語の違いがあまり障壁でなかったケースが見られる一方、「社員を育成した」や「経営者が自ら習得した」など、海外展開のために新たに経営者や従業員が言語を習得したとする企業も存在する。
また、この障壁を乗り越えるために「外部の専門家等を活用した」企業も約15%存在していることが分かる。
海外展開での障壁は、やはり、言葉ということなのでしょう。我々の年代では、英語が話せるヒトは限られており少ないように感じますが、海外展開を図る中小企業には、堪能な方が一人はいるように感じます。また、若い経営者には留学経験があったりするので、これらを踏まえると、言葉の壁は相当低くなっているのでしょう。もしも語学力がある人材がいない場合は、海外展開の担当として任命し、半年間、集中して勉強できる環境を形成してあげれば、日常会話程度は会得・体得できるのではないでしょうか!
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